曹洞宗について- SOTOSYU -

曹洞宗は坐禅、内観の法を修めて、人間の心性の根源に至ろうとする宗派で、印度から中国そして日本へと伝わりました。

中国での開祖は、達磨禅師(菩提達磨・円覚大師)で、禅師はインドのバラモンに生まれ、西暦520年頃、海路南中国に渡り、北方の魏に向かわれましたが、その途中、各地で禅を教え、洛陽東方の嵩山少林寺で壁観(壁に向かって坐禅すること)をして心の本来清浄である理を悟ることを主張されました。

そして五祖弘忍和尚(大満禅師 602年~675年)の多数門下のなかから神秀、慧能和尚が現われ、北宗禅、南宗禅の二系統が生じました。南宗禅(祖師禅ともいう)を大成された慧能和尚(六祖大師 大艦禅師 638年~ 713年)は曹渓山に住まわれて、数多くの傑僧を輩出させました。

慧能和尚から六代目の洞山良价和尚は、悟りをひらかれて江西省の洞山で仏法を弘められました。これにより六祖慧能和尚が住んでおられた曹渓山の曹と良价和尚のおられた洞山の洞をとって「曹洞宗」を法系の名としました。